最近あった面白い症例。
『スズメバチに刺された左腕』の治療。
以前勤めていた接骨院に顔を出しにいったら、後輩柔整師が「スズメバチに刺され肘まわりが腫れて曲げにくい。次の患者さん入るまでに治してー」っというとっても舐めた依頼(笑)
まあ、こんな依頼はそうあるもんじゃないからなっと言う感じでやったら、熱感がほぼ無くなり、腫れもかなり引いて包帯がガバガバになり、肘の曲がる角度も正常くらいになっちゃったで、大成功でした♪
東洋医学って本当に面白い。
もっともっと学びたい欲が出てきます。
医学と言っている以上、言い訳は通用しませんからね、頑張ります♪
一つだけ、時間がなくて焦っていたので施術前の写真撮るの忘れてた。
これがあったら分かりやすかったのに!
( ̄▽ ̄;)
処置としては
脈状が緊か弦かと判断しましたので、腎経と健側の尺沢に取穴しました。
腎経は解毒をかねて患側の築濱。肘の運動時痛を考えて健側の太渓(←これは長野式とは別の流派の考えです)
蜂に刺された所がどす黒くなっているのと腹診からお血も考え左中封。腫れと体表観察から右陰陵泉。
あとは長野式独特の気水穴処置と言うのがあるのですが、心経の経金穴でその処置をしました!
身体を強くすると、少々の事では負けない身体を作ることができます。
予防医学と言われるのはこういう所があるからですね。
病気に負けない身体を作っていきましょう!